Nikon 1986 User Manual - Page 10
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手ブレ補正リングスイッチの使い方
ON:
シャッターボタンを半押しすると、手ブレを補正します。
ファインダー像のブレも補正するため、ピント合わせが容
易で、フレーミングしやすくなります。
OFF:
手ブレを補正しません。
手ブレ補正モード切り換えスイッチの使い方
手ブレ補正リングスイッチを[ON]にし、手ブレ補正モード切り換えスイッチを設定し
ます。
NORMAL:
主に、通常の手ブレを補正します。流し撮りでも手ブ
レを補正します。
ACTIVE:
乗り物に乗っている等、揺れの激しい条件でのブレか
ら通常の手ブレまで補正します。このモードでは流し
撮り自動検出は行いません。
手ブレ補正使用時のご注意
●
手ブレ補正が使用できないカメラ(P.6)では、必ず、手ブレ補正リングスイッチを
[OFF]にしてください。特にプロネア 600i では、このスイッチを[ON]にしたま
まにすると、電池の消耗が早くなることがありますのでご注意ください。
●
シャッターボタンを半押し後、ファインダー像が安定してから撮影することをおすす
めします。
●
手ブレ補正の原理上、シャッターレリーズ後にファインダー像がわずかに動くことが
ありますが、異常ではありません。
●
流し撮りする場合は、必ず NORMAL モードにしてください。NORMAL モードでは、
流し撮りなどでカメラの向きを大きく変えた場合、流した方向の手ブレ補正は機能し
ません。例えば、横方向に流し撮りすると、縦方向の手ブレだけが補正されます。
●
手ブレ補正中にカメラの電源を OFF にしたり、レンズを取り外したりしないでくだ
さい。(その状態でレンズを振るとカタカタ音がすることがありますが、故障ではあり
ません。カメラの電源を再度ONにすれば、音は消えます。)
●
内蔵フラッシュ搭載のカメラで、内蔵フラッシュ充電中は、手ブレ補正は行いません。
●
三脚撮影時に手ブレ補正リングスイッチを[ON]にすると、三脚ブレを軽減します。
また、三脚を使っても雲台を固定しないときや一脚を使用する場合は、スイッチを[ON]
にすることをおすすめします。ただし、ブレ量が小さい撮影条件下で撮影を行った場
合は、VR の[ON]と[OFF]で効果が逆転する場合があります。その場合は、VR
を[OFF]にしてご使用ください。
●
AF 作動(AF-ON)ボタンのあるカメラで AF 作動ボタンを押したり、レンズ側の
フォーカス作動ボタンを[ON]にしても、手ブレ補正は作動しません。